MARUKO

ジュラシック・パークのMARUKOのレビュー・感想・評価

ジュラシック・パーク(1993年製作の映画)
4.8
観たつもりになってる映画ベスト3(勝手)

この監督同じ年に「シンドラーのリスト」撮ってんの?笑
「シンドラーのリスト」がどれほどのクオリティとスケールで、どれほど素晴らしい作品か。それでいてこんなテイストの違いすぎる映画を撮ってる。信じられない。
同年アカデミー賞2作品でほぼ独り占め。ライバルたちは、流石に笑うしかなかっただろうね。

トリケラトプスの腹が映った時目を見張った。
えええー、こんなの作ったの!?
そして相変わらずのジョンウィリアムズの音楽。どうしてかこの人の音楽を聴くと、胸の奥から湧き上がる何かがある。何かは分からない。
音楽で"広さ"を表現することにおいて、ジョンの右に出るものはいないと信じてる。

Tレックスのシーン。
このシーンが有名な理由が分かった。
結構かなり大分本気でやってる。しっかり映す。
前半は正直、アメリカのホームドラマのライト感があって、思いのほかチープかもと感じる部分もあったけど、このシーンを皮切りに(というよりこのギャップを狙ってか)凄まじかった。

エンタメ極ぶりなんだけど、なんとも言えない不気味さというか、恐怖感というか。
あの島に残ってしまったしこりが、砕けきらない違和感が残ってる。

時代超えて本物に入れ替わるのめちゃくちゃ粋。

p.s.木の上に逃げるという、弱い動物の逃げ方をしてのける人間様。
MARUKO

MARUKO