てっちゃん

ロスト・ハイウェイのてっちゃんのレビュー・感想・評価

ロスト・ハイウェイ(1997年製作の映画)
4.0
デヴィッドリンチ様の御作品を観たく思ったので、神々しいオーラを放っているこちらを鑑賞。

リンチ様なので、当然こちらが理解しようとしても無駄だとは分かっているけども、本作の仕掛けというか物語には混乱が続いたな。

なんとなく全体像をみれば、こういうことなんかしらと思うけど、そんなんどうでもよくなるくらいにその世界観に取り込まれていく。
実に刺激的な作品です。

もうひとつ刺激的なのは、重要な美女を演じたパトリシアアークエットさん。
ありきたりですが、ものすごくお綺麗です。お身体ものすごく芸術的です。
しかも、2人の役柄を演じているし。どちらも非常に魅力的でしたね。

本作のように、断片的な記憶に残ったところを。

・大好きな妻の顔が、、、なんかおっさんになっている!思わず、ぶっ!と笑ってしまった。

・じいちゃんいきなりのアクセル全開!
交通安全ルールを激怒で解くじいちゃん!
煽り運転はいかんぜよ!とばかりの鉄拳をくらわす御姿。に笑ってしまった。

・金髪美女を発見した、めっちゃ振り向く主人公。
これが運命の出会い♪

・すげえ死に方。机の角に刺さるって壮絶もんでしょ。

・劇中曲なんか聴いたことあるな!ラムシュタインではないか!マリリンマンソン出演してるし!
リンチ様が起用しようかと思ったのかな。

こうした断片的で印象的なシーンの連続が多く、それをどれが本当なのか、どれが妄想なのか。
そんなん考えなくとも、極上の映画体験(トリップみたいな、はんぱないエロス、芸術的な背景、探究心掴む物語、程よいグロさ、笑っていいのか分からんユーモアとか)ができるのが、リンチ様だと思った次第でした。
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