オトマイム

ロスト・ハイウェイのオトマイムのレビュー・感想・評価

ロスト・ハイウェイ(1997年製作の映画)
3.9
『マルホランド・ドライブ』に続き、リンチ監督2作目は劇場で。オープニング・クレジットから突き抜けたカッコ良さで、その迫力にドキドキ。

現実と想像の世界が入り組んだプロット。
‘‘現実にはあり得ない’’事象が‘‘現実世界で’’起こるところが本作のポイントだと思うのだけど、これってアリなの??そんな意味で『マルホランド…』以上にリンチ・ワールドに翻弄される作品かも知れない。
鑑賞中はそこまで考えが及ばず、若干悪趣味寄りの芸術的な、悪夢の世界にただ引き込まれていたけれど。

あとパトリシア・アークウェットの役はちょっと痛々しかったな。リンチ作品にはすごく惹かれるけど好きなのかな?どうかな?まだわからない。