HidekiAndo

ロスト・ハイウェイのHidekiAndoのネタバレレビュー・内容・結末

ロスト・ハイウェイ(1997年製作の映画)
3.1

このレビューはネタバレを含みます

56kmで走ってて
制動距離は 車何台分だと思う?
6台分だぞ!約32mだ!
ぴったり寄せて あおるな!交通安全の本を良く読んで 勉強しやがれ!


サックスプレイヤーのフレッド(ビル・プルマン)の妻レネエ(パトリシア・アークエット)はある朝、玄関に置かれた封筒を見つける。
その中にはビデオテープが入っており、観てみると、フレッドの家を写した映像が写っていた。
翌朝もまたビデオがあり、今度は家の中に入り、寝てる二人が写っていた。
警察に連絡し、刑事が二人やってくるが、手がかりは無し。

ある夜、夫婦でパーティーに行くと、フレッドに近づいてくる男が。
彼は『前に会ったと』と言うが、全く記憶にない。
しかも『今もフレッドの家に自分がいる』とも言う。
妻の友人アンディに誰か訪ねると、『ディック・ロラントの友達』との事。
また翌日もビデオテープが届いたので観てみると、レネエを殺してる自分が写っていた…。

フレッドは妻殺しの罪で捕まり、死刑判決を受ける。
独房で激しい頭痛に悩ませられるフレッド。
そしてある朝、刑務官が見回りに行くと、車の修理工ピートという若者に入れ替わっていた。
事件には関係ない彼は出所し、職場である車の整備場に戻る。
顧客のミスター・エディ(=ディック・ロラント)と一緒に来た女 アリス(パトリシア・アークエット)に食事に誘われたピートは、誘いを受け彼女と懇ろになってしまう。
ミスター・エディに二人の関係がバレそうになり、ピートとアリスは逃げようとするが…


な ・る ・ほ ・ど・ ー!
マルホランド・ドライブはかなり苦労しましたが😂、こちらは比較的分かりやすかったです。
多重人格とか夢とかではなく、完全に人間が入れ替わってしまうんですね。
ピートがあれだけ絶倫なら、フレッドが中折れしてしまうのも、無理ないです😅。
フレッドとピートが共に存在してたことは、刑事達の台詞で分かります。
フレッド=サックス奏者
ピート=ポルノ男優
つー事で、ディックは謎の男(こいつもフレッド?)を使って、フレッドとピートを入れ換えさせてた、つー事だったのかな?
レネエとアリスは同一人物って事で良いのかな?
まぁまぁリンチ作品なので、詮索はしないようにします。

多少分かっただけで、めちゃ面白いかというと、自分的にはそーでもなかったです。顔のはめ込みや、アンディの死に様は、相当笑えましたが😂。

タイトルロールの音楽、カッコイイ!と思ったら、納得のDavid Bowie でした。
トレント・レズナーやルー・リード、
そして空耳の名作ラムシュタインの『混じぇて飲んで』までサントラに入ってるとは!
さらに刑務官でヘンリー・ロリンズが出てたり、さらにはマリリン・マンソンまで!!
どちらかというと、自分にはそんな『サブカル的』にアツい作品でした。
HidekiAndo

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