けい

ヒューゴの不思議な発明のけいのネタバレレビュー・内容・結末

ヒューゴの不思議な発明(2011年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

マーティン・スコセッシ初の3Dも手掛けた作品。他の代表作とは毛色が違うのは
原作?は絵本?らしく。
3Dでのパリの風景や大時計の機械仕掛け等兎に角絵が美しい。
勿論2Dで観ても美しいのですが(笑)

一人ぼっちのヒューゴがそこにいる意味を劇中で

「ここから見る街の景色は全てが機械仕掛けの部品のようで、自分がここにいるのも何か意味がある」
という感じのセリフがあり自分の置かれた状況に悲観せずに機械仕掛けの人形を修理する為に、上手くいくと信じて
作品中では明確には描かれてないけれどイザベルの存在意義を否定する感情を否定する為にも、起こった問題や謎を解決しようと奔走する姿もまた美しい。


ヒューゴが動いた事によって色んな人の歯車が噛み合って、皆幸せになれたし、見ている自分も幸せな気分になれた。

作品の至る所にスコセッシの映画に対する愛情の散りばめられたとても良い作品でした。

こう言うタイプの映画をマーティン・スコセッシもっと作ってくれないかな…とも(笑)
けい

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