ずっとずっと、マーティン・スコセッシ監督によるファンタジーだと思っていました
子供向けで珍しいなぁ〜って
(まあ、ファンタジーではあるんですが)
まさか、黎明期の映画人のお話とは!
駅の時計の中に住んで、時計の管理をしているヒューゴ少年
父親は死んでしまって、おじさんと暮らしているが、おじさんは酒飲みでヒューゴ少年に自分の仕事をさせている
ヒューゴ少年は父親が残した機械人形を修理する事が生きがいに
その機械人形を通じて玩具屋のジョルジュとその娘と知り合う
ファンタジーテイストなので、少年が異世界へ行って、冒険を経て成長と思うが
ずっと駅の中!現実世界!
でも、少年はしっかり成長し皆を[修理]し、心を閉ざしていたジョルジュを再生する
色々な人の戦争や喪失による傷を癒す
それぞれには役目や目的があって、生かされている
前半は台詞がとっても少なく、少しゆったりめだし、あまり大きな動きがない
駅の中や大きな時計等の世界観は面白いがちょっと集中力が切れそう(おまけにパリなのに英語!)
映像はとても綺麗だけど、、、
こんなにファンタジーテイストにしない方が、言いたいことが伝わった気がするが
ジュード・ロウは少しだけ
ベン・キングズレーがあったかい人なんだけど悲しみや喪失感で頑なになってしまった老人を演じていてとても良かった
やはり、貫禄がある(ジョルジュ・メリエスは実在の人物)
[映画には夢を現実に変えるパワーがある][さあ、私と一緒に夢を見ましょう]
映画愛に満ちていた