一条和馬

ドロップ・ゾーンの一条和馬のレビュー・感想・評価

ドロップ・ゾーン(1994年製作の映画)
3.0
天才ハッカーを飛行機で護送中だった連邦保安官の主人公(スナイプス)が、その飛行機の中でテロリストに襲撃される所から始まる。ハッカーを奪われ、同席していた弟も殺されたスナイプスは、敵の巧妙な罠によりメディアに目の敵にされ、停職処分を受けたにも関わらず独断で捜査を開始。高高度からのスカイダイビング能力のある人間の所在を突き止めたスナイプスが、敵の目的を知る為にスカイダイビングを敢行するお話。

ウェズリー・スナイプスの主演アクション映画という観点から見れば少々薄味。スカイダイビングの着地地点を示す「ドロップゾーン」がタイトルなだけあって、アクションシーンより圧倒的にスカイダイビングのシーンが多いです。敵も味方もいっぱい飛びます、落ちます、ぶつかります。

上記にも触れましたがアクション映画を期待して見ると肩透かしを食らいますが、映画としての爽快感は満足のいくものでした。スナイプスの情けない声がいっぱい聞けるのはある意味で新鮮かも知れません。
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