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どこまでもいこうのJのレビュー・感想・評価

どこまでもいこう(1999年製作の映画)
4.1
小学校の頃から電車に乗って遠い学校行ってた身からすると、こんな放課後の過ごし方がまさに俺の憧れの少年時代像やった。
俺の場合、その"団地周辺"に取って代わるもんが駅や電車やってんけど、当時はそこがあんまり魅力的な冒険の舞台には感じられへんかったな。
好きな子と不意に鉢合わせしたり、ヤクルトおばさんのヤクルト盗んだり、暇すぎてあんま知らん奴の家遊びに行ってみたり、中坊にケンカ売って逃走したり溢れるエネルギーの消費場を探してるようで愛おしい。
そんなバカみたいに走り回ってた少年も立ち止まって「生きる」ってことを考えるようになる。もう全部詰まってる。
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