サム・メンデスが「レボリューショナリー・ロード」と「007/スカイフォール」の間に撮った小作。
コレ、確か京都でも公開があったんですけど、期間が短くて見逃してしまって。
しかし、評判が良くて、かつソフトが出ない!と長年見たくても見れなかった映画がなんとAmaz○nプライム先生にありました・・・★
コロラド州に住むジョン・クラシンスキーとマーヤ・ルドルフのカップルはもうすぐ子供が生まれる。幸せだが、頼りにしていたクラシンスキーの両親がなんとベルギーに移住することに!
というわけで、自分たちの住みたい土地子育てをしたい街を探すロードムービーに出る。
アリゾナ、マイアミ、フロリダ、モントリオールと兄弟やいとこ、友達を訪ね旅をしてゆく。
そんな中、養子に囲まれた夫婦、口の汚い両親とその子供、インド儒教に変なかぶれ方をした夫婦や母親に逃げられた夫婦などなど、色んな家族の形を目にする。
果たして2人のお家は見つかるのだろうか??
大好きな主役は大好きな2人!!
他にもインドかぶれで勤めている大学で結構大きな子供に乳をやり、乳母車嫌いなエキセントリックな母親をマギー・ギレンホールが好演w
あのディナーからのベビーカーのシーン最高でした!
あんな旦那さんいいなー!(まあ旦那じゃなくて彼氏、なんですけどね)
2人が一番お気に入ったモントリオールのクリス・メッシーナ(ルビー・スパークスのお兄さん★)のカップルは養子に囲まれた子だくさんファミリー。幸せそうに見えて実はそれなりに悩みもあり・・・。
そんな中、クラシンスキーのお兄さんが嫁さんに逃げられた!と電話してくる・・・。
子供を捨てる親もいれば、子供が欲しくてたまらない親もいる・・・。
そんな中妊娠しているマーヤ・ルドルフ。
確かに!6ヶ月とは思えない膨れっぷりw
飛行機乗ろうとしたら医師の診断書を求められるとことかおもろいよねw
8ヶ月以上じゃないと診断書は書いてもらえない!と言い張るマーヤ・ルドルフのお腹を3人のCA(女性)が睨みを利かせて判断するとことか超面白かった!
結婚を意味がない、と言い張りイエスと言わないマーヤ・ルドルフとそれに合わせるクラシンスキーの愛の形がとても好き。
特にお兄さんの家のトランポリンでの「I do」合戦は胸キュン!クスクス!そしてなんとなく気分がいい。
旅は楽しいし、久しぶりの友達や家族に会えるのも楽しい。(楽しくない奴らもいましたがw)
でもお家となると・・・。
フルーツのぶら下がった木はほんと涙涙です。
そしてついに見つけたお家。
ボロっ!と思ったのに、マーヤ・ルドルフは「こんなに美しかった?」と。
お家ってそういうことですよね。
人によって基準が違う。
利便性、大きさ、価格、思い入れ、しがらみ、縁etc...でも住み心地はとても重要。
この2人にとって重要だったのは思い出。
(ToT)
各地ロケーションも素晴らしく、カントリーっぽい音楽もすごくいい。