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悪魔のような女のfishmuttonのレビュー・感想・評価

悪魔のような女(1955年製作の映画)
3.2
愛人と妻が共謀して男を殺すも死体が出てこずやきもき・・・というサスペンス。

サスペンスを楽しめたが、後半少し眠かった。
リメイクの方が私は好きかな。

前半は、及び腰になる夫人に若干イライラ。
中盤、リメイクのストーリーを思い出してきて、こっちはどうなるんだ?とソワソワ。
後半、不安でいっぱいの夫人が気の毒になってくる。あと探偵に若干イライラ。
ラストは結局どっちなんだろう。
狂言少年の言うことは今度も本当なのか・・・?
一応、私はバッドエンドかなと思った。
死んだらそれまでだしな。

嫌な男/嫌な女って普遍的なものなんだなと思った。ミシェルの嫌な男加減がすごい。約70年前の映画なのに、観てて嫌な野郎だなと思えた。
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ミシェル:校長。金目当てに妻と結婚し校長になる。生徒思いでない。愛人作る。嫌な野郎。
クリスティナ:ミシェルの妻。心臓が弱い。信仰に厚く、夫への愛はないが離婚できない。
ニコール:ミシェルの愛人。ミシェルの殺人計画を夫人に持ちかける。
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