みゆたん

青春一座のみゆたんのレビュー・感想・評価

青春一座(1939年製作の映画)
3.5
みんな大好きジュディ・ガーランドの子役時代の名パートナー ミッキー・ルーニーとの共演作品。
もちろんミュージカル映画♪

ミッキー・ルーニーと言えば、こないだ見に行った「ジュディ」の中でも初恋相手として出てきてたし、これは買ってでも見ねば!!って思ってたらすでに手元にあった( ˙-˙ )

私ってやりおる笑

映画におされて大衆演劇が衰退していくなか、復活のためにこの劇団の子供たちだけでショーをやろうってお話。

主役はミッキー・ルーニーなんだけど、彼の奮闘っぷりがすげーの。ほんとに子役かよってくらいの芸達者。この作品でアカデミー子役賞とったってのも納得。
彼の方がジュディ・ガーランドよりも先に売れっ子スターになったんだってね。

ショーを始めるまでのドタバタがメインで、クライマックスに幕が上がって大団円って感じのストーリーなんだけど、最後度肝抜かれたから!!
それまでの舞台の練習とか歌のシーンはなんだったんってなったから!!

だってさ、だってさ、ヤバかったんだもん。
子供だけの舞台だったはずが、大人も子供も色んな国の人たちが手を繋いで

神の国アメリカについてくればみんな幸せ問題無し。政府を信じろ大統領を信じろ。そうすりゃみんな幸せさ♪

こんなような歌を最高の笑顔で歌ってんのよ。

まさかのアメリカ政府プロパガンダっぷりにお口ポカーンってなったから!!

これ1939年の作品なんだよね。あぁ世界恐慌で世界中が沈んでた時期ってことねって妙に納得しちゃったけど、そんな映画だってこと知らずに見てたからビビったわ~。
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