このレビューはネタバレを含みます
この作品ってマイナスがみあたらない。
脚本、音楽、映像、イラスト、個性的な俳優陣。
設定は身体にハンディがある人の恋愛だけど、孤独な人が恋愛で幸せを知り別れがきてまたより孤独な世界におちるのはハンディがなくても経験する話。
そういうタイプの恋愛をしない人にはピンとこないのでしょう。
ジョゼはなんとなく別れを予感していて覚悟をしていることが切ない。
水族館あたりで恒夫の気持ちが冷めていき別れを考えたあと、トイレでジョゼに抱つく場面がリアルでまた切ない。(別れたあと号泣するところも)
恒夫に対しては「なんて奴!」と言う人がほとんどだろうけど、ジョゼが障害者だからそういう印象になるだけで恋愛なんてそんなものですよね。
脚本の渡辺あやさんや、その他のスタッフ、キャストを決めた犬童監督のセンスが私は大好きです。
※NHKのドラマ「ロング・グッドバイ」の脚本が渡辺あやさんと知り驚き!
何もかもかっこよすぎます!