すあま

ジョゼと虎と魚たちのすあまのネタバレレビュー・内容・結末

ジョゼと虎と魚たち(2003年製作の映画)
4.6

このレビューはネタバレを含みます

主人公と彼女(上野樹里)が話しているときにだいたい彼女の声が聞こえなかったり、喧騒にさえぎられている演出が好きです。本当に主人公の心にあるのはジョゼのことということがこれで示唆されているのでしょう。
正直彼女はただ安牌というだけで選ばれていると思うのですが、実際の恋愛も成立するのは安牌かどうかという要素が大きいのではないでしょうか。

2003年ということで今とだいぶ時代が違っていました。すごいたくさんタバコが出てくる。会社説明会なのに社員側がタバコ吸いだしたり、商店街の路上でタバコを試供品として一箱くばっていたり、そういうのが本当に自然だったんだなと不思議な気分になります。

ジョゼってツンデレの要素もあるし、世間知らずお嬢様の要素もあってめちゃくちゃ可愛い性格してますよね。関西弁なのがすごい効果的にかわいさを生んでると思う。ジョゼに献身したい。
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