しげる

ジョゼと虎と魚たちのしげるのレビュー・感想・評価

ジョゼと虎と魚たち(2003年製作の映画)
4.3
雰囲気が最高に好き。関西弁いとよろし。
池脇千鶴の独特の役風ハマった!ジョゼのファンタジー感が最高過ぎ。大好きです、ジョゼ。

若人の揺れ動く恋愛心理を絶妙に表現している。特に男性の弱さ、女性の逞しさの描写が上手過ぎ。

笑いのツボもしっかり押さえていて単調になりがちなストーリーに緩急を与え退屈させない。観了後の余韻もたまらない。

自分自身の青春時代を思い出して感慨深いものがあり込み上げてくるものがありました。

ボンヤリと遠く薄く、忘れそうになってしまっていた自分の青春時代のほろ苦さが、ズズーンと心の中に蘇っています。
この切なさを思い出させてくれたこの映画には感謝。

魚の館でのジョゼのセリフが重い。『でもまぁ、それもまた良しや』

ゴミ捨て問題で口論になった時の『帰れ!』って言うシーンもジーンですね…

うわ~まじで余韻が…やばいです…名作確定。

恒夫の気持ち…う~ん、わからんでもない…でも。。う~ん…
いやあ~考え出したら止まらないですわ(汗)

この先の2人に幸多からん事を祈ります。
しげる

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