nobi

ジョゼと虎と魚たちのnobiのレビュー・感想・評価

ジョゼと虎と魚たち(2003年製作の映画)
3.5
ジョゼは、こんな自分は結婚なんてあり得ないと思ってたから、言いたいだけわがまま言って、最後はあっさり餞別をあげて、また日常に戻るんだなあと思うと、気持ちが海の底に沈んだ。でも沈んだ先は不思議と真っ暗じゃなくて、素敵な作品だった。

でも、もし車椅子買ってたら、結婚だって
できたかもしれないとか思ってしまう、ね

ジョゼを壊れ物だ恥ずかしいだと言っていたおばあが、泣き崩れるジョゼを抱くのを見て、逃げない・逃げられない者の愛だなと思った。

私も色々と落ち込むことがあったけど、悲しいことが全部傷になるなんてことはないよね、と思えました。ありがとう。人生は続く。
nobi

nobi