広島カップ

白い家の少女の広島カップのレビュー・感想・評価

白い家の少女(1976年製作の映画)
3.5
1973年の作品とは思えない今でも立派に通用しそうなサイコ殺人少女を演じたのがジョディ・フォスター。

表情を全く変えず極々自然な顔つきで人を殺めていく少女。
不気味さを感じるかといったらそうでもないのが凄いところ。

彼女の透徹したブルーアイ。
殺意も何も浮かべない目。
ボゥッとしている訳ではありませんし、空虚という訳でもありません。

叫び声や鮮血とは無縁ですし凝った演出があるのでもない、音楽なんて火曜サスペンス劇場の趣もある中でラストの三分間瞬き無しの彼女の青い目にやられました。
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