Ritz

ウォータームーンのRitzのレビュー・感想・評価

ウォータームーン(1989年製作の映画)
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その男、長渕剛につき制御不能。
今や日本ロック界の重鎮的な存在である長渕剛の主演映画、第二弾。

僧侶で宇宙人という、まさに「ろくなもんじゃねえ」主人公を剛が熱演…って演技じゃねえ!!これ剛のままじゃん!!的な作品。

しかも約120分の長尺にストーリーなどあってないようなもので、剛のワンマン暴走列車に耐えきれず、監督は途中下車するわ、役者はノイローゼになるわ、あげくのはてに「生きて生きて生きまくれ!!」と自らの楽曲"captain of the ship"の歌詞を乱発させるも、もはやその船の舵を取る船長さえもすでに無く、これで邪魔者はいなくなったと意気揚々の剛は「やるならいましかねぇ」と言わんばかりに監督の後釜におさまった! が、しかし!ああ幸せのトンボよ…お前はどこへ。結局、餅は餅屋ということだろうか、皆さんのレビューにも記載があるように、結果、※ピーピーピー※な作品となりました(笑)

まあ人それぞれに好みとかたぶんあるでしょうけど、おそらく長渕ファンでさえこの映画には「つよしー!」と声をあげるどころか、逆に全くの閉口。そして確実にこの映画を見たせいで、長いファン生活に終止符を打つことになる人も出現するのではないかといった期待を持たせる破壊力をもった、まさにパンドラの匣のような映画でした。

結論 :人には皆一様に輝ける場所があるの。だからね、置かれた場所で咲きなさい、剛。(天の声)