このレビューはネタバレを含みます
富江(インスタ蠅&浮気体質特性)
なぜかいっぱいある富江映画シリーズの1作目で菅野美穂が富江役をやっている。魔性の女富江に出会った男はみな富江に惚れそして死ぬ。富江はいくら殺されても死なず、肉片がひとかけらでも残ればそこから再生する。
今回の富江は未来の流行を先取ったインスタ蠅女子ということでカレピに作ってもらったご飯を食べずにカメラで写真を撮っていたら「人がせっかく作ってやったものを早く食えや」と怒られてしまってしょんぼりしてしまいます。
正直この映画に関しては怖いとか不気味とかよりも不思議、いうなれば意味が分かりづらい。しかしラストの主演女優2人の百合キスあたりからの怒涛の「?」を量産しての強引なラストシーンは、昨今の商業に走った大衆ホラーよりは自分のやりたいことをやっている感が感じられてよかったと思いますよ。面白いとは思わなかったけど。
最後に、偽物だと思うけどリアルなゴキブリを素手で触って口に近づけてキャキャウフフしていた主演の2人の女優魂に乾杯!