ゆんぶりっく

ドッグ・ソルジャーのゆんぶりっくのレビュー・感想・評価

ドッグ・ソルジャー(2002年製作の映画)
3.4
ウェールズの森に演習に来た兵士が、次々と人狼に襲われていく本作は「ディセント」のニール・マーシャル監督作品!
ホラーとして怖がらせると言うよりは男臭いミリタリー映画に比重を置いている印象で「プレデター」や「エイリアン2」に近いテンションは個人的には好み!

やっぱりミリタリー映画って良いですね〜。
昔はスプラッターが苦手な理由として、わざわざ死ぬような理解不能な行動をして事態を悪化させる主人公ら一般人にイライラする事が多く、それが醍醐味なんでしょうが楽しめなくて…
今でもそのきらいはありますが、本作は統率の取れた無駄のない動きが基本でテンポ良く話が進んでいくのが好感!

まぁ逆にテンポを重視し過ぎて世界観の設定の説明はほぼ無く、女性キャラも「え?どゆこと?チャンスってなによ?」とこちらが混乱してるうちに退場するし、ぶっちゃけ雑な部分も多いです。

肝心のアクションもこの手の映画あるあるですが画面が暗過ぎるので人狼がほぼ影。
軍人も背格好が似てる上に服装も似てるので名前を呼ばれるまで誰なのかサッパリ…
監督から入っていった場合は一見の価値ありですが、人狼モノとしてはどうなんでしょうか…?
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