久しぶりのチャン・イーモウ。
紅夢、こうむって読むんですね。
どっぷりハマって見た。
素封家の第4夫人として嫁いだ19歳の頌連が先の3人の夫人たちや召使いとの関係、家のしきたりなどに徐々に精神を病んでいく。
広い敷地の封建的な狭い世界。
印象的な赤い提灯。
毎朝、今夜旦那さまが過ごされる院の前に赤い提灯が置かれる。
旦那さまのご寵愛が深ければ毎日のように提灯が置かれる。
男性にとっては夢のような世界じゃのぉ。
しかし、夫人たちにとっては毎朝がストレスなんだろうなぁ。
見終わってから気づいたけど、旦那さまの顔が全く記憶にない。
存在そのものが薄い。