アキラナウェイ

エイリアン2のアキラナウェイのレビュー・感想・評価

エイリアン2(1986年製作の映画)
4.6
12/13でU-NEXT配信終了!!
急遽開催のエイリアン祭り2作目〜!!

ここに来て、大失敗に気付く…。

最新作の「エイリアン:コヴェナント」だけがU-NEXTにないやん!!アマプラ299円のお布施で観るしかないのか…。致し方ない。祭りの最後は課金覚悟だ!!

やっぱり2が最高か…!?

ノストロモ号唯一の生存者リプリー(シガニー・ウィーバー)を乗せた脱出艇は、あの惨劇から57年もの月日が流れ、地球周回軌道付近を漂流している所を偶然発見、救助される。ノストロモ号が着陸した惑星「LV-426」は20年前から既に多くの入植者が居住していたが、彼らとの通信が途絶えた事をきっかけに、リプリーは再び植民地海兵隊と共にLV-426に向かう—— 。

リプリーが宇宙一の最強女戦士へと変貌するレジェンド作品。

監督はリドリー・スコットから、ジェームズ・キャメロンへとバトンタッチ。前作がSFパニックホラー作品なら、本作はSFミリタリーアクション。

クルーの人数も、
銃火器の数も、
エイリアンの数も、
リプリーの戦闘能力も、全て増量。

シリーズを通じて、必ず登場するアンドロイド。ランス・ヘンリクセン演じるビショップの存在感。冒頭のナイフを使った曲芸と衝撃的なラストシーンだけは覚えていたよ!!

守る者がいるから強くなる—— 。

入植者の唯一の生き残りである少女、ニュートがリプリーと心を通わせる過程こそ、この作品をよりドラマティックに仕立て上げている。

それでいて、「戦略アドバイザー」として作戦に参加し、か弱い少女と身を寄せるだけの"非戦闘員"としてリプリーを描くのではなく、屈強な植民地海兵隊の面々と肩を並べ、互角、いやそれ以上に強く逞しく戦うリプリーこそが、この作品の真骨頂。

植民地海兵隊の装備品も魅力的。

100発の弾丸が装填可能で、残弾数はデジタル表記されるM41Aパルスライフル。

担ぎ上げる程の重量感で、300発の弾丸が装填可能なM56スマートガン。

「いや、その重さは逆に不便でしょ…」なんて野暮な事は言いっこなし。カッコ良ければそれでいい!!カッコ良さは正義!!

ベッドの下でニュートと居眠りしていたらフェイスハガーに襲われるシーンやら、ダストシュートから落っこちたニュートの救出シーンやら、ビショップ真っ二つのトラウマシーンやら、出ましたパワーローダーでのガシャンガシャンなエイリアン・クイーンとの激闘シーンやら、もう胸熱展開が止まらない!!

いや、もう断定しちゃうけど、エイリアンシリーズでは、これが最高峰!!

これが面白くなきゃ、シリーズを追いかける意味もないぐらいの最高傑作!!