ローズマリー

エイリアン2のローズマリーのネタバレレビュー・内容・結末

エイリアン2(1986年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

621本目。
2023 2
今回はバークが黒幕。金のためにリプリーかニュートに寄生させすぐ冷凍させれば体内の幼体には気づかれず睡眠カプセルを壊せば他のみんなも殺せて会社には嘘の報告…っと。



リプリーがエイリアンと接触した惑星には移民用の拠点が建てられ七十程の家族が移住していた。移住拠点から離れた僻地でとある家族探検隊が車を走らせていた。探検隊はそこで不時着した宇宙人の船を発見する。探査で移住に貢献する発見をした者には移住計画を推進するウェイランド社から報酬を受け取れることになっていたため家族は車に子供を残しその宇宙船に乗り込むことにした。船に乗り込む両親の背を不安そうに見つめる子供たち。彼らの予感は的中してしまった。父親が寄生生物に取りつかれてしまったのだ。軟禁状態のリプリーの部屋に海兵隊のゴーマン中尉とバークが訪ねてきた。移民家族が行方不明になったためリプリーに捜索を手伝って欲しいと言う。リプリーは自分の話を信用しない会社の依頼なんか引き受けられないと断る。地球に戻ってきてからというものリプリーは毎晩悪夢にうなされていた。この悪夢を消すにはエイリアンを根絶やしにするしかないと思い直したリプリーはバークに連絡を取り失踪した移民家族の捜索を引き受ける。
植民地海兵隊と共に宇宙船に乗ってエイリアンの惑星に向かったリプリー。しかし事態の深刻さを理解せず呑気にふざけている海兵隊が気に入らなかった。彼女がエイリアンの概要を話しても真面目に聞き入れない。各々武装を整え調査船で惑星に着陸した。不安が拭えないリプリーに海兵隊たちは尚も軽口を叩く。移住拠点に乗り込んだリプリーたちだがそこに人の気配はなかった。海兵隊たちは調査を進めていく。するとリプリーが報告書に記述したエイリアンの痕跡が幾つか発見された。リプリーは撤退を指示するが海兵隊隊長は部下を先に進めリプリーも従わざるを得なかった。先行した部隊が調査した結果移住拠点にいた者たちは何者かの襲撃に対して扉を溶接して立てこもったらしいことが発覚した。しかしそれも結局は破かれていた。リプリーたちは医療室に向かった。するとそこでリプリーはかつて仲間に寄生してエイリアンを生んだ宇宙生命体が培養されているのを見つけた。リプリーが驚いていると彼女たちに接近する何かがレーダーに映り込んだ。慎重に正体を確かめるとそこにいたのは生存者の少女だった。少女は警戒して逃げ出したがリプリーは追いかけて少女を保護した。
レベッカという少女から何が起こったのか聞き出そうとするリプリーたち。しかしレベッカは口がきけなくなっていた。リプリーはレベッカを看病し心を開こうとする。レベッカは家族も拠点にいた人たちも全員殺されたと言った。移住者の身体には居場所を知らせるための発信機が仕掛けられていた。海兵隊は施設の機器を使って信号を探ると全員の信号が大気処理施設に集まっていることが発覚した。海兵隊たちはそこを目指すことにした。海兵隊たちはそこでエイリアンの巣を発見する。無数の卵と寄生された移住者たち。海兵隊隊長の制止を振り切りリプリーは仲間の救助に向かう。数人の救助に成功はしたものの海兵隊は仲間の大部分を失ってしまった。探査船で惑星を脱出して上空から核攻撃を行いエイリアンを殲滅させることにしたリプリーたち。しかし探査船には既にエイリアンが潜入しており操縦手が殺されて船が墜落してしまった。
移住拠点に籠城することにしたリプリーたちだがエイリアンの大群が攻め込んできた。遠方に止めてある避難船を使って脱出することにしたリプリーたちは船の遠隔操作の設定をする間の時間稼ぎをする必要がある。倒しても倒しても次々と現れるエイリアンたちを前に一人また一人と命を落としていく。そしてレベッカまでもがエイリアンによってさらわれてしまった。リプリーは後を追う。するとエイリアンの新しい巣に着きそこにはエイリアンの蛹にされかけていたレベッカと無数の卵を産むエイリアン・マザーがいた。リプリーはレベッカを連れてエイリアンたちを焼き殺し呼び寄せた避難船に乗って惑星を脱出した。本船に戻り安心したのも束の間避難船にはリプリーに卵を燃やされて怒り狂ったエイリアン・マザーが乗り込んでいた。リプリーは本船が積んでいた工業用の強化外骨格を身にまといエイリアン・マザーと一騎打ちを繰り広げる。そしてリプリーはエイリアン・マザーをエアロックから追い払うことに成功する。脱出に成功したリプリーたちは冷凍睡眠に就き地球への帰還を待った。
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