赤足

エイリアン2の赤足のレビュー・感想・評価

エイリアン2(1986年製作の映画)
3.7
今回もエイリアン!しかもシリーズ中最高傑作と、名高い本作は監督をあのジェームズ・キャメロン監督が務めている。

前作の脱出からリプリーが眠るシャトルは57年の歳月が経過し発見された。月日が経ちエイリアンのいた惑星は植民惑星となっていたのだが、突如連絡が途絶え、リプリーは再度あの忌まわしき惑星へと旅立つこととなる。

エイリアンのいる所に、リプリーことシガニー・ウィーバーの存在ありと言わんが如くに今回も運命の悪戯には逆らえなかったリプリーっというか...今回もブラック企業にまんまというふうに言った方が正しいかも(笑)

肝心のエイリアンだが前回では、一匹のエイリアンが中心に姿をあまり現さず襲い殺戮していたのに対し、今回は、複数のエイリアンVS人類との大運動会的なアクションゲームさながらの作風にモデルチェンジ!

人類側も、海兵隊の荒くれ者達を集めて挑んだり。途中生き残った少女と出会いリプリーの母性本能が覚醒し!エイリアンのおかーちゃんとタイマンしたりとガチンコ勝負はこの映画の中でも一二を争う名場面であった。

毎度お決まりのラストで爆破するまでのカウントダウンからの展開は、ゲームのバイオハザード2のラストまんまで、オマージュなのかパクリなのか(バイオ側が)笑ってしまった!

前作は心理的にも迫り来るエイリアンの恐怖を描いていたが、今作はSFアクションという位置付けが合っているかのような作品で、ジェームズ・キャメロン監督だけあり、ターミネーターと被るシーンが幾つかあったりと、前作以上に楽しめた良作であった。
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