#38 エイリアンはもはや脇役
ジェームズ・キャメロン監督作品
前作から57年間冷凍冬眠していたリプリーが救助される。目覚めたリプリーはエイリアンのいた惑星がテラフォーミングされて植民地になっていることを知る。現在住民と交信が途絶えたことからエイリアン殲滅のアドバイザーとして海兵隊員と人造人間と共に調査に赴くお話です。
◆良い点/注目ポイント
・ジェームズ・キャメロン監督はパワードスーツが大好きなようです。伏線回収部分はコメディでした。
・タフなアマゾネス海兵隊員のジェニット・ゴールドスタインが女性格闘家ジーナ・カラーノに似ていました。キャラ設定は後のミシェル・ロドリゲスが継承。
・リプリーがニュートを抱えながら火炎放射器を構える姿は・・・・・・・あの有名なポスター!
・死亡フラグが立っているキャラは予想通りの王道ストーリーです。
◆改善点
・ニュートがそばにいる時はエイリアンの攻撃が無効化されるため(ハリウッド映画では子供は無敵)クイーンとの遭遇場面ではリプリーとは別行動の方が良かったです。
・強化ポリカーボネートっぽい窓を体当たりで割るほどのタフな海兵隊員が軍人としては冷静さに欠けます。
◆総括
・SF要素・アクション・人間模様沢山詰め込み過ぎてマサラムービーのようです。最終兵器(NUKE)でとどめを刺すシーンが昭和時代の特撮ヒーローが序盤白兵戦を行って最後は巨大ロボの必殺技で仕留めるところに似ていて親近感が沸きました。
-2020年 38本目-