PANDADA

冷静と情熱のあいだのPANDADAのレビュー・感想・評価

冷静と情熱のあいだ(2001年製作の映画)
2.0
原作は江國香織+辻仁成の小説で未読です。

10年後にフィレンツェのドゥーモに行く約束をした順生とあおいは破局を迎えた。フィレンツェで絵の修復士として修行を重ねる順生は友人の崇からあおいがミラノにいると聞かされて、、、的なお話。

映されるイタリアの街並みが非常に美しく、イタリアに行きたくなりました(笑)。

マイケル・ウォン、ユースケ・サンタマリア、椎名桔平ら名キャストの中でもケリー・チャンと篠原涼子は別格に上手いですよね。

マーヴとあおいの口論の中での沈黙や、芽実との別離のシーンとかは非常にリアリティがあります。

がっつり働いている感じもしないのに、やたらと大きな部屋に住んでたりと、反面、全く生活感のない主人公順生に全然共感出来なくて。。。

ストーリーはドラマティック過ぎるある意味ベタな展開で、なんか途中で冷めちゃいました。

観ていて冷めてしまった自分とやたらとドラマティックな展開とに「冷静と情熱のあいだ」を感じました。

それでも面白かったんですけどね(笑)。
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