真っ黒こげ太郎

イン ザ レッドの真っ黒こげ太郎のレビュー・感想・評価

イン ザ レッド(1999年製作の映画)
2.5
トランスワールドアソシエイツさんの配給作品です。うん、借りた俺が悪いです。
でも某動画サイトで予告編を見て「意外とマトモかも」と思って観ちゃったんです。内容も単純明快なカーアクション物っぽいし。
まあ案の定それなりにマトモだけど、あんま面白くなかったというね…。

話はよくあるやつで、ギャングの抗争やら彼らを追う警官やらですったもんだするお話。
まあ話はそんな面白くはない(クライマックスはそこそこ盛り上がるけど)、まあそれはいい。

しかし肝心のアクションが少ない!そこは大事な所だろう…!
スタントマンの吹っ飛び具合やパトカーのクラッシュシーンなんかそこそこは迫力があるのに、アクションが少なすぎ!レースシーンもただダラダラ車を走らせてるようにしか見えない…。
監督がスタント畑の人らしいので、期待したんだが…。
一応フォローしておくと、終盤の倉庫でのアクションシーンと敵とのラストバトルはそこそこ楽しめました。でも正直最初からこのノリでやってくれよ…。

正直あんまり面白くないが、前述した見せ場や盛り上がり所がある分、同社配給の「ハイウェイ・バトル」よりはマシかなぁ、と思えたのでした。別におススメはしないけどね。

余談だが本作のDVDには珍しくメイキングがついていたのだが、正直言って本編より面白かった。メイキングの方が凄い事してるように思えるし、撮り方とかためになる。
っていうか、メイキングの監督が撮った方が良かったんじゃないのか?

更に余談だが主人公の顔がどことなくルーク・ゴスっぽかった。髪はフサフサでどっちかと言うとポール・ウォーカー風だけど。