mingo

黒い樹海のmingoのレビュー・感想・評価

黒い樹海(1960年製作の映画)
3.8
脚本長谷川公之なので是非ともと意気込んだはものの犯人像が簡単に分かってしまう流れと後半のチープさがいまひとつ。しかし車の中で叶を襲う北原義郎の怖さを引き立たせ、マンションのベランダでの攻防など見所は要所要所にひかる、増村市川作品のキャメラ小林節雄の陰影の効いた撮影がグッとくる如何にもな大映サスペンス。カマ口調の「インチキ文化人」根上淳は笑うしかなかった。助監督に湯浅憲明。
mingo

mingo