Kento

千羽づるのKentoのレビュー・感想・評価

千羽づる(1989年製作の映画)
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広島県にある"原爆の子の像"
そのモデルとなった"佐々木 禎子"さんを
描いた物語です

10年前に浴びたピカドン(原子爆弾)の光が
原因で白血病になってしまう禎子は
千羽鶴を折る…

ストーリーとしては比較的淡々と
進んで行きますが

驚くべきは12歳の少女が
そしておそらくそれよりも遥かに若い世代でも
多くの子ども達が被爆の後遺症を経験し、
失くなっているという事実

爆発の威力や爆風だけでは
終わらない恐ろしさを持つ原子爆弾

前半の楽しい学校生活と
後半の闘病生活の対比が苦しかったです

お母さん役の倍賞 千恵子さんの演技が
良かったです
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