情事を覗き見しているような生々しい映像、熱を帯びた気怠い空気感がものすごく良かった。映画で引用される春風沈酔の夜の詩は、誰かと繋がりたいという気持ちと孤独の狭間で呆然とし、自らを持て余してしまうよう…
>>続きを読むやっぱり3月に観てしまう。
2020年は3月14日
2021年3月5日は二十四節気の啓蟄。映画の季節は啓蟄を少し過ぎてからだけど、この時期に観たくなる。ロウイエの熱にうなされそうになるけど。何度…
恋愛関係の交錯する様を手持ちドキュメンタリーのような撮影で、展開がかなり早くショートカット編集しているので、それを実際に垣間見ているように心に憂いや哀愁が飽きずにバンバン入ってくる。
ロウイエのセッ…
No.2612
【生+性=春の病】
切ない映画が好物の私には傑作でした。
まさにSPRING FEVER、春先に引く風邪のような、なんだか物憂い感じが全編を包んでいます。
それに、「ほんとは…
南京。スプリング・フィーバー《春の嵐》
『夫』の浮気を疑う『妻』は『探偵』を雇う。調査の結果浮気相手は『青年』だった…。
『探偵』と『青年』は惹かれ合うが『探偵』には付き合う『彼女』がいた。
青年、…
台詞に頼り過ぎず、リアルな間を、大切にした演出…
その場に居るかの様に、感じられるカメラワーク…
欲情に身を任せ、傷つき苦しみながらも、共に過ごす時間の中に、漂う哀愁…。
"好きで、浮世を生きて…
Amazonプライムにて鑑賞。
とても良かった。
劇的な言葉を誰かに伝えることもなく、分からないまま日々を漂い、欲望や愛を交える彼らの姿はとても寂し気で愛おしかった。曇天や降り注ぐ雨がより親しみを感…