ゆず

ヒューマンネイチュアのゆずのネタバレレビュー・内容・結末

ヒューマンネイチュア(2001年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

ホルモンバランスのせいで全身が毛深く、人を避けて山で暮らしていた自然主義作家のライラ。幼少期の親しつけが原因でテーブルマナーに固執し、動物にマナーを教えようとしている学者のネイサン。そんな二人が、ある日山の中で言葉も文明を知らない男と出会う。

「人間ってやつは…」とちょっとげんなりして、端々に罪悪感を覚えるブラックコメディ。主演二人体張ってるなぁ…w面白かったけどネイサンがダメなヤツすぎて、かなりやな気分になった。言ってることとやってること全く噛み合ってないんだもの。性欲を抑えろって教えてる場面ほんと胸糞悪かった~、目の前でセックスしてたのはどこのどいつだとwこんなに色気のないベッドシーンだらけの映画も珍しいよな。

車が動き出した直後、木の家を見て明らかに後悔の表情を見せるパフ。しかしガブリエル(の体)を見てそれを押し込める。「一発やる」ために自由を捨てちゃうんだね。皮肉で後味の悪い終わり方だなぁ。一旦染まってしまったら元には戻れないんだよーっとばかりにラストをかざるネズミがよかったw
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