脚本:チャーリー・カウフマン
監督:ミシェル・ゴンドリー
制作:スパイク・ジョーンズ
めちゃくちゃ好きな3人!
こんなの観るしかない!
全身毛深い女性、ライラ。
マナーに異常に厳しい博士。
自分を猿人類だと思い込む男性。
奇妙な3人の奇妙な人生。
それが交じり合ったときに巻きおこる渦。
はぁ。チャーリーカウフマンワールド全開な作品でした、幸せ。。
人よ!服を脱げ!
パフ=愚民
ネイサン=支配者
ライラ=改革者
みたいな構図が見え隠れしていて、本能に従って自然体な自分(ヒューマンネイチュア)を取り戻そう、考えようみたいなメッセージが組み込まれているのに対してのラストは、さすが皮肉屋チャーリー・カウフマン的な終わり方でした。ああ最高。
一見よくわからない作品だけど、チャーリー・カウフマンという人物を理解すると凄い脚本だということがわかる哲学映画です。
そこにミシェル・ゴンドリーが映像化するもんだから最高な作品になるに決まってる。
人間の本質や人間性は、はたして進化や進歩が必要なのか?
そういった部分をコミカルに描くチャーリー・カウフマンはやはり天才。
私は大好きな作品になりました。
特典映像のミシェル・ゴンドリーの手紙という短編作品が好きでした。