チャーリー・カウフマンの変な脚本、猿として育てられた男と毛深く生まれてきた女のおかしな人生の物語。
チャーリー・カウフマンは誰も観たことないような脚本を書いてくれます。だけど寡作。
今回は、そんなカウフマンが人間の可笑しさを描きます。監督はミシェル・ゴンドリー。
野生で育った男を人間にしようとするマナーに対し強迫観念のある博士。毛むくじゃらな自分のことを受け入れてくれる男を探す女。そんな彼らが人間の可笑しさを教えてくれるコメディです。
人間とは本能を抑えてこそ人間であるなんて言ってますが、この人たちの頭の中はセックスでいっぱい。だから嘘をついたり、裏切ったり、そんな姿を見せてくれます。
人間なんて、所詮はそんなものと教えてくれる作品です。