ヒューマンネイチュアの作品情報・感想・評価 - 10ページ目

「ヒューマンネイチュア」に投稿された感想・評価

ゆず

ゆずの感想・評価

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ホルモンバランスのせいで全身が毛深く、人を避けて山で暮らしていた自然主義作家のライラ。幼少期の親しつけが原因でテーブルマナーに固執し、動物にマナーを教えようとしている学者のネイサン。そんな二人が、ある日山の中で言葉も文明を知らない男と出会う。

「人間ってやつは…」とちょっとげんなりして、端々に罪悪感を覚えるブラックコメディ。主演二人体張ってるなぁ…w面白かったけどネイサンがダメなヤツすぎて、かなりやな気分になった。言ってることとやってること全く噛み合ってないんだもの。性欲を抑えろって教えてる場面ほんと胸糞悪かった~、目の前でセックスしてたのはどこのどいつだとwこんなに色気のないベッドシーンだらけの映画も珍しいよな。

車が動き出した直後、木の家を見て明らかに後悔の表情を見せるパフ。しかしガブリエル(の体)を見てそれを押し込める。「一発やる」ために自由を捨てちゃうんだね。皮肉で後味の悪い終わり方だなぁ。一旦染まってしまったら元には戻れないんだよーっとばかりにラストをかざるネズミがよかったw
カント

カントの感想・評価

3.6
はい。
レビュー、そっちのけ。

男性諸子に質疑~♪
①全身入墨女。
②全身剛毛女。
どちらか選べと言われたら、
さぁ、どうする?

【カントの参考所見】
①とあるアミューズメント施設で、Fカップ巨乳を選んだ時、その巨乳ちゃんの背中に…
犬がキャベツ食べてる絵が書いてある!
(唐獅子・牡丹らしい)

②とあるアミューズメント施設で、パイパン(麻雀用語で白牌:陰毛ツルツル女)とお会いした際、
パイパン処理から2日経過していて、女性上位で私の顔面にまたがる型の時…チクチク感が、ハンパね~!!

………と言う究極?の2択を迫られるような愉快なコメディ。
(入墨は出て来ません)

文明か自然か?
本能か理性か?

はたまた、
アンビバレンスか?

全身剛毛女のライラ。
厳格なテーブルマナーがトラウマでペニス短小のネイサン博士。
猿のパフ。
エロさが際立つガブリエル。

本能を我慢して、理性を優先させるのは苦痛でストレス。
でも本当は動物は発情期だけ発情して、エブリデイ・エブリタイム発情するのは人間だけ。
……だから、より人間らしく、と言うのなら発情してるのが普通だ。

詭弁です(笑)
2015-2-15
いかにもミシェルゴンドリーらしいんだけど、ミシェルゴンドリーなら何でもハマれるワケじゃないんだな、って知ったミシェルゴンドリー作品。
ようするにミシェルゴンドリーって言いたいだけ。
ミシェル・ゴンドリーのデビュー作品。カウフマンの脚本が他のものに比べると大人しく役者がしっかりこなしててまとまってしまった感がある中、ミランダ・オットーが良かった。
Michika

Michikaの感想・評価

3.0
スパイク・ジョーンズにチャーリー・カウフマンにミシェル・ゴンドリーっていう私得過ぎる顔ぶれだったから期待はしていたけどまさかここまでクレージーだとは思わなかった。最後のオチでは「やっぱりなあ」と納得。一度文明を知り教養をつけてしまったらいくら再教育されようと野生には戻れない。ガブリエルの似非フランス人っぷりが面白かった。ただ私的には「マルコヴィッチの穴」のほうが上かな。
ミシェルゴンドリー初監督作品スパイクジョーンズ制作チャーリーカウフマン脚本。この3人が作るとやっぱり楽しい。自然と人類の共存の正解についての映画。結局そういうオチなのかね。
「マルコヴィッチの穴」のスパイク・ジョーンズ製作&チャーリー・カウフマン脚本×「エターナルサンシャイン」のミシェル・ゴンドリーによる初監督作品。※レビュー超長いです。覚悟を!

〈超長いあらすじ〉全身毛で覆われた毛深い女ライラは若くに見世物までして自らを売っていたがそんな生活に死にたくなり、自殺を図ろうとする。そこにネズミが現れる。ネズミは自分の毛など気にしない。動物に偏見という気持ちはないのだ。彼女は毛むくじゃらの生まれた姿のままでしばらく森で過ごす。しかし彼女も女。セックスや恋がしたくて街に戻ることに。そこで、幼少期に厳しく育てられたことで他人のマナーに厳しくなり、ネズミにマナーが学べるかを研究しているがミニチュアチンコにコンプレックスを持つ35歳の童貞男ネイサン博士と出逢い恋をする。2人で山登りをしていると全裸の野生男が!!言葉も知らず自分の事を猿だと思い込むその男にパフと名付け“人間”にしようと様々な事を教えていく。

好きすぎました…!!ストライク!!これを求めてた!!ジャンルに捉われない異色作。
予告を観たときただのふざけた変な映画だと思ってたんだけど良い意味で裏切られた。
実はかなりの哲学的な風刺映画。人間や社会に対してかなり皮肉ってます。人間って・・・・ってなる。汚れた人間界に染まるともう元には戻れない。クソを投げつけるサルの方が幾分とまし。そんな気持ちにさせられた。
ほぼ本能で生きている性を制御出来ないパフに躾として電流を流したりしときながら、自分達(人間)はセックスしまくり。欲まみれ。ネイサンは自分のことを棚に上げてライラの毛深さにドン引きし、女らしい女と浮気をする。クソ男すぎ!!でもこれが人間。偏見に満ち溢れた世の中だけど皆「人間は中身だよ!」と綺麗事を並べときながら「IQ170の小人症の男を紹介しようか?」と言うと黙る。それが人間。そんなもんよ。
ライラは脱毛を決行してしまうけどそれでは気が済まないんだろうね。いっそ違う動物に生まれた方が良かったのかも。パフとは逆。パフは何も知らなかったのにクソ汚い人間の世界を知ってしまった。後戻りなど出来ない。これ以上にたくさんの娯楽があって自分勝手な生き方出来る動物いる?
それにしても毛深い女ってつらいな〜!多毛症なんてなりたくてなったわけじゃないのに。脱毛代だって洒落にならないわよ?でも視点を変えれば幸せに見えなくもないかも。ネイサンが幸せとは限らないし浮気相手も幸せとは限らない。
なんやかんやで言いたいことはネズミが全て語ってくれた!

まさかこんなコメディごときに考えさせられるとは思わなくて驚愕。
こんなけ語っといて何ですが…超絶見やすくてわかりやすいそれこそ娯楽映画だと思うので何も考えたくないときに観て下さい!!(笑)
謎もちょくちょく残るけどかなり好みの内容だった。今のところハズレなし!

ライラ役のパトリシア・アークエットの身体を張った演技が素晴らしい!ある意味ヘア無修正!ネイサン役はお馴染みティム・ロビンス。どっちつかずな中途男を絶妙に演じる。そして野生男パフ役のリス・エヴァンスは野生動物みたいでかわいい!上手い!

特典映像で短編作品が6つもあるのでゴンドリーファンは一度に二度三度美味しい!!(4個くらい謎PVだけど)
はぁぁ・・・人間って・・・やれやれ。私もかぁ。

いつもよりレビューまとめられない!
ゆきの

ゆきのの感想・評価

4.0
脚本のチャーリーカウフマンっぽさ全開で笑った。ラストは切なさあるけれど人間ってそんなもんなんだなってあっけらかんとしてて好きだ
ゴンドリー&カウフマンファンとして楽しめた。宇宙一毛深い女ってwww
シュール…て言っていいのかな。「この話どうなるの?!」という先の見えなさ。終始一貫してくだらないですが。

ティム・ロビンスが仏頂面ムッツリさんハマり役。田中哲司似。