今までのシリーズで一番面白い。
上手く現実の歴史とも絡めて物語を構成しているので、事の重大さが想像しやすかった。
きちんと今までのＸ-MENで描かれてきた人物のオリジンが描かれているのが素晴らしい。
プロフェッサーXとマグニートの確執。
友と判りながらも、考え方の違いから対立せざるを得ないのが見ていて辛い。
でも、どんな事があったとしても友として最後まで接しているのが良い。
ミスティークが何故敵対していたのかが、前作までだとイマイチ判りづらかったが、今作で一気に繋がった気がした。
ミスティークも彼女なりの信念があるんですね。
ビーストも前作までだと温厚そうな仕事できる政治家みたいなイメージだけだったのですが、今作で彼のストーリーが描かれているので一気に感情移入しやすいキャラクターになっていたと思う。
一本の映画としては説明不足な部分は多いし、ほとんど解決はせず次回へ続く方式ですが、まぁそれも今までのシリーズを観てきたのでご愛嬌かな。
【その他メモ・独り言】
・ミュータントは誇り。
