このレビューはネタバレを含みます
序盤★3.5 中盤★2 終盤★3
コミカルで寓話的なヒューマンドラマを久しぶりに再見。
「あの子は声の大きな正直者なんです」
物語の始まりは非常に興味をそそられる演出で、
それを例えるなら『羊たちの沈黙』でレクター博士の登場を待ちわびるような感じにも似ていて、ようやくサトラレが彼女の前に現れた時は微笑ましく面白かったです。
ただサトラレの思念波は通常半径10メートルで、サトラレが感情をコントロール出来ない場合は広範囲に拡大する可能性がある…っという設定は完全に余計で、後半の盛り上げはこれを利用した過剰な感動の押し付け、押し売りで、もう少ししっとり描いて欲しかったなぁ〜…っと思いますね。。。
まあ初めて観た時は物凄く感動して、想ひ出評価では★4をつけていたんですが、色んな映画を観た今やとこんなもんかな。。。
2017年152本目