りょーこ

マン・ハントのりょーこのレビュー・感想・評価

マン・ハント(1941年製作の映画)
3.9
ボンボンがボンボン過ぎて色んな人に迷惑をかける1941年のナチス怖いねドラマ

ただ狙うだけという"獲物追い"
だからってヒトラー狙っちゃいかんだろうよww

このアホぼんぼんめっw!!!

しかしこれをこの時代に撮るって凄いなフリッツ・ラング☆



第2次世界大戦寸前。

イギリス特使の弟でボンボンでフラフラしているアラン・ソーンダイク。

フラフラとドイツで獲物追いをしていたら、たまたまヒトラーを見つけたので狙いをつけるが、案の定捕まった。

同じく狩り好きなドイツ軍人に身ぐるみ剥がされ拷問され殺されそうになるが、なんとか逃げてロンドンに戻る。

しかし、彼のパスポートで偽者や軍人たちもロンドンへ。

そこで町娘ジェリーに助けてもらい、アフリカに逃げようとするのだが……



女心の分からんボンボンめ!!!

ジェリーがいくら助けても、自分のことしか考えていない。
ボンボンのばーかばーか!!

そんなんなので、ナチスに追われているというのに能天気。
緊張感がないぞ、貴様っw!

ジェリーや、船で助けてくれた少年の方が、余程世界を知っている。

などと文句を言っていますが、滅茶苦茶面白かったですよ♪

追ってくるナチスは恐ろしいし、ジェリーがズケズケと物言うのも笑える!

この時代にナチスを描き、シリアスと思いきや後半はラブコメにも思える展開は見事☆
りょーこ

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