フリッツ・ラング監督作。
第二次世界大戦直前のドイツとイギリスが舞台のサスペンス。
冒頭、ライフル銃のスコープにヒットラーがとらえられてドキッとする。
イギリスのハンターがなぜドイツにいて、ヒットラーにライフルを向けていたのか、、?その後ゲシュタポに捕まり、何とか逃げ出してイギリスに帰るも、しつこくゲシュタポに追われ、、。
ちょっと無理な展開なとこもありますが、最後までハラハラドキドキが続き面白いです。恋愛要素もちゃんと入っていて、主人公が出会う女性の積極的なのにいじらしいとこも、とてもいいです。
反ナチプロパガンダ映画ですが、しっかりエンタメしてるのはさすがです。
ヒッチコックもそうですが、サスペンスの巨匠は、観てる側がどう感じるか憎いほどよく心得ていて、見せ方や小道具の使い方、伏線のはりかたとその回収など本当上手いです。
フリッツ・ラング、少しずつ観ていこう。