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超電子バイオマンのmitakosamaのレビュー・感想・評価

超電子バイオマン(1984年製作の映画)
3.3
スカパーにて。まんがまつりでの1作で、戦隊シリーズ8作目。

超電子なる肩書きなのに“バイオ”とは是如何に?のバイオマン。
80年代は特撮ヒーロー物の対象年齢が上がり、幼児から大きなお兄さんお姉さん向きに変化している。今作は正にその過渡期に会ったのがわかるね。

新作として富士湖畔での新撮。少年2人の家宝の巻物が新帝国ギアに狙われる。その地図は実はバイオマンの基地が記してあったのだ!!!

尺が45分と長めなので、割と攻防が楽しめる。
レッドがお宝の黄金像に化けさらわれた少年を救出するが、ギア帝国は作戦を読み少年の偽物ロボットを仕掛けるとか。

そしてアクションがメチャクチャ気合い入ってる。採石場とはいえ結構危険な撮影してるぞ。橋から宙吊りにするとか役者の負担が大きそう。ここは見応えある。今みたいに爆破はCGじゃなくリアルだしね。

今回のラスボスメカはカニカンス。カニ型ロボ。なんと中の人が2人で4つ足で動く。しかもこの時期の戦隊のデザインは出渕裕なんだよな。流石のセンス。

Gジャンの袖を落として生腕が露出している服のセンスもナウいぞ!
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