友だちのうちはどこ?の作品情報・感想・評価

「友だちのうちはどこ?」に投稿された感想・評価

傑作。

アッバス・キアロスタミ3部作1作目。

1987年のイラン革命以降、言論の自由はかなり制限されるようになり、その影響が映画にまで及んだ。そんな厳しい時代だったわけだが「主人公が子供ならOK」という理由で今作の制作に許可が降りたらしい。

登場人物は殆ど素人。アッバス作品では当たり前のことなのだが…笑。子供の純粋な感じとかそのまま描かれていてかなり良かった。超可愛いね…。

ストーリー(表上は)、主人公の男の子が友達の宿題ノートを間違えて持って帰ってきちゃったから、結構遠い家なんだけど頑張ってノートを返しに行くという冒険物。初めてのお使い的な。
なんだが、制作された当時の情勢とか、アッバス様の他の作品感じとか、から察するに、今作がただ「可愛い!」で終わる作品でないように感じる。

理不尽で形式主義な大人たち。お前正気か??って事を平然と口にする。そんなクソな大人たちを「反抗」という手段ではなく、子供たちに秘められている「純粋さ」で人蹴りする。というか人蹴りされた。

当時のイランで当たり前とされていた理不尽さを「映画」という1つの手段で払拭しようとしたんだろうな。

ぜひぜひ
太郎

太郎の感想・評価

4.2
アッバス・キアロミスタ監督

映画として綺麗に完成している映画だと感じた。
言葉には表しづらい情景や感情をあれほどまで分かりやすく伝えるのは凄い
子供と大人の思いを穏やかにそして繊細に描いていた
遥

遥の感想・評価

-
大人たちにことごとく邪魔される子供の冒険劇。子供の話を聞かず無茶苦茶な教育論を豪語する大人たちは狡い。

それでも友だちの為に全力疾走する彼は優しく逞しく、超超格好いい!

このレビューはネタバレを含みます

階段と坂、家屋が入り交じる昼間から一転して老人と主人公しかいない夜の階段が美しい
める

めるの感想・評価

4.2
よかった!!後から考察したい作品。
やす

やすの感想・評価

4.2
『友だちのノートを間違えて学校から持って帰ってしまった主人公が、友だちにそれを返しにいく。』ただそれだけの話です。

友だちの家を探して主人公のちょっとした冒険が始まるのですが、そこにはイランの人々の生活や出会う人の人生が添えられている。絶妙な行動描写や伏線回収。最低限のBGMとデザイン性の高い構図、褪せた色彩。

まるでジブリの世界観なんだよなー、って思うけど、この作品が作られたのは三十年以上も前なんですね。こんなに月日が経ってるのに全くそれを感じさせない。まさに神域的な映画です。


この監督は日本映画にも影響を受けているみたいですね。だからなんでしょうか、舞台も描いてる事もイランのことなんですが、すごく実感ができる。日本人が好きな間合いで作られてるからなんでしょうか。
あた

あたの感想・評価

2.1
記録用
学生時代に渋谷で鑑賞。

細かい部分は覚えていないのだけど、それまで自分にとって全く知らない世界だったイランという国の普通の人々の暮らしを知り、その生活や文化に興味を抱いた作品だった。

子どもが可愛かったのと、観てよかったなあと思いながら帰った記憶がある。
りな

りなの感想・評価

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家で靴を脱ぐ習慣に親近感。

今にも泣きそうな顔。よくわからんおじいさんにハラハラしっぱなし。
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