ピンフまんがん

バグジーのピンフまんがんのレビュー・感想・評価

バグジー(1991年製作の映画)
3.4
これはアメリカに存在したベンジャミン・シーゲルというマフィアの一人の人間の伝記映画で、ラスベガスの街を作った発起人としてアメリカでは歴史上の偉大な人間の一人。さて本編、ウォーレン・ベイティがむさ苦しい、絶対に隣にこんな奴いたらイヤだな~と思わせるに十分な演技を披露してくれ、何だか本人にピッタリな演技。でも逆に、時々それが無性にスカッとさせてくれたりもする。期待はしていなかったけど、ギャング映画としてなかなかの緊張感だった。結局41歳で殺害されたんだけど、まあアレでは遅かれ早かれそうなるよな~という感じで、日本の戦国武将にも似たようなのがいたような気がするな。裏を返せば実業家ってのはあれだけスカッとした実行力が必要なんでしょうなぁ~。
ただ疑問なのは、女にあれだけ入れ込むマフィアって成功しないのでは?愛妻家とか割り切った付き合い限定ならわかるけど、女に気持ちが入っちゃうと基本男ってアカン仕事しかできなくなってしまうような気がするのだが。。。