『 破壊と再生
~SCRAP & BUILD~ 』
年度末... やっぱ忙しいっすね❗️😅💦
フィルマを開く余力も無く、気付けばレビュー上げれずに３週間が経過しておりました😩そういえば「湾岸署史上最悪の３日間！」と銘打った『踊る大捜査線 THE MOVIE』の青島君もなかなか眠れない忙しい日々を過ごしてたっけなぁ。
それはそうと、ご存知でしたか❓この３作目も３日間の中での出来事を描いてるんですよ❗️それは、実はMOVIE２もそうだったんですが、この３作目ではもうこれ全く必要性を感じない設定に成り下がっちゃいましたね⤵️
“いつもの”タイトルバックが無い事から感じるのは、前２作を踏襲しないという事。そして新たな旅立ち、でしょうか🚢 なんたって和久さんはもういませんしね... というわけで、この劇場版はまさに新しい第一話のつもりで作ったらしいのですが、詰め込み過ぎだけならまだしも、これはもう...
近年、解散した多くのバンドが再結成しています🎸🎶長いブランクを経て、再びステージで輝く姿はそれだけでもう感動的です😃✨ただ、そのステージに再び立つ為の苦労というのは、相当なものだと思います。東日本大震災の復興の為、期間限定で再結成したプリンセス・プリンセス。リハの始めなんか、「これ、本当に出来る様になるの❓」という様な状態。だからこそ、ビッグエッグ(あえてこの名称で言いたい❗️)でのライヴは最高だったし、その覚悟と本気に泣けました😭💦
この踊る３は、“新たに始める”為のいわばスクラップアンドビルドだったのでしょう。その狙いは、理解出来ます。ただ、新たに始めるとして、そこにはまずファンがいて、その再生がファンが喜ぶものかどうかが重要なのだと思います。その点、この新生踊るは残念ながらそこには向いていなかった⤵️😞製作側の想いも分かるし、作品に込められた「生きる」というテーマも悪くはない。にも関わらず、ちょっと欲張りすぎましたかねぇ🤔 とにかく脚本がカオスで、致命的な点を挙げるとすれば根本的に面白くないですよ、これやっぱり。消化というか咀嚼すら出来ないまま発進したもんだから、演出もいろいろとダダ滑り... 警察署が要塞になるセキュリティはあまりにとんでもないし、しっぽの演出なんか本当に“あの”踊る”と同じ人達が作ったのか❓と悲しくなってきます...
「死ぬ気になれ。
死ぬ気になったときだけ生きられる」
劇中で語られたこの言葉。もちろんあの人の言葉です。その言葉をそっくりそのまま製作陣に問いたい。本気で、いや死ぬ気で作りましたか❓
もしかしたら夢じゃなかったかもしれないものを、夢に終わらせてしまったこの映画。踊る好き同士で劇場で観たあの日、観終わった時のあの微妙な空気感が忘れられません。誰も何も言えませんでしたから...
破壊と再生の目論みは、破壊の方だけ果たされた... か。
でも、それを理由にこのシリーズを嫌いにはなれないから、このスコアに落ち着くのでした😅💦
