グレハニスト森田

ZOMBIO(ゾンバイオ)/死霊のしたたりのグレハニスト森田のレビュー・感想・評価

3.9
本気すぎてふざけて見えるのか、本気でふざけているのか。
徹底したゴア描写とは対照的なコメディタッチの動きや展開がアッパーすぎて他の追随を許さない。
ゾンビ喜劇という新たなジャンルか。
「バタリアン」の馬鹿々々しさ、「死霊のえじき」を彷彿とさせる意識を持ったゾンビの存在、ゾンビ映画あるあるの生前親しかったゾンビが助けてくれる、ラストは「ペットセメタリー」かよ!と言いたくなるような怒涛の展開は、ゾンビ映画のメドレー的なそれ。
ゾンビ映画は数多くあるけれども、ここまで色々詰め込んで面白い映画はそうそうないと思われ。