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アメリカン・プレジデントのmasahitotenmaのレビュー・感想・評価

アメリカン・プレジデント(1995年製作の映画)
3.3
マイケル・ダグラスとアネット・ベニングを主演に、現職の米国大統領とロビイストの恋を描いたラブ・ストーリー。
監督はロブ・ライナー。
原題:The American President
(1995、114分)

妻を亡くし娘と2人で暮らすアメリカ大統領アンドリュー・シェファード(マイケル・ダグラス)は、ホワイトハウス内で出会った女性、環境協会の政策担当シドニー・エレン・ウェイド(アネット・ベニング)に一目惚れ。
2人は周りの心配をよそに急接近するが、次期大統領選の対立候補、ボブ・ラムソン上院議員(リャード・ドレイファス)が二人の恋をスキャンダルとして攻撃を開始する。
中傷合戦を嫌う大統領は、無視を決め込むが、支持率はどんどん下がっていく。
シドニーが環境対策に賛成の議員票を16獲得できたら、環境対策法案を議会に提出すると大統領は約束していたのだが…。

~大統領のブレーン~
・A・J・マッキナニー首席補佐官 (マーティン・シーン)
・ルイス・ロスチャイルド首席内政補顧問 (マイケル・J・フォックス)
・ジェニー・バスディン専属補佐官(サマンサ・マシス)
・ロビン・マッコール報道担当補佐官 (アンナ・ディーヴァー・スミス)
・レオン・コダック世論調査官(デヴィッド・ペイマー)

②その他
・大統領の一人娘ルーシー( ショーナ・ウォルドロン):12歳、母と死別。

"環境対策法案"と"銃規制法案"←民主党の政策です。

~教訓~
①中傷されたら黙っていたらダメ。反論しないといけない。
②大統領は演説がうまくなくてはいけない(演説の力)。

アネット・ベニングがキュートな魅力を発揮。
「首相」がテロ組織と体を張って戦う物語(cf 「エアフォース・ワン」)と同様に、
「首相」の恋愛映画も日本では想像できません。
重責を担い多忙を極める「大統領」であってもプライベートを大切にするアメリカを、日本のお偉方も少しは見習ってほしいものです。
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