ゾロ

ダニー・ザ・ドッグのゾロのレビュー・感想・評価

ダニー・ザ・ドッグ(2005年製作の映画)
3.0
BS自動録画分鑑賞

首輪をつけられ、虚ろな目をした”ダニー”
彼は、幼少から殺人マシンとして育てられた
飼い主には【犬】として、扱われ
命令されるままに暴力(殺人)を振るっていた

ある時、出会ったピアノに心を惹かれ
盲目の調律師;サムと出会う

そして、彼は愛を知り母に会いたくなる

彼の過去に何があったのか?
殺人マシンとして育てられた彼は
飼い主から脱却、更生できるのか?


教育を受けず、愛情を注がれないことで
抑圧された生活にも隔てられた世界にも
疑問を持たず、無知な子供のように育つ

ハッピーエンドだと想像できるから
観れるが、なかなか胸糞悪い映画だった

愛は、生まれながらにして
人間の奥底にあるんだなーと実感

世界で初めて「愛」を科学的に実証した
アメリカの心理学者ハリー・ハーロウ
彼の猿を使った実験の話を思い出し
更に胸糞悪い気持ちになった


ピアノの曲は”モーツアルト”だった
ゾロ

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