ヒルコ 妖怪ハンターの作品情報・感想・評価

ヒルコ 妖怪ハンター1991年製作の映画)

製作国:

上映時間:90分

3.5

「ヒルコ 妖怪ハンター」に投稿された感想・評価

古事記に怪談を取り入れたジャパニーズホラー。
個人的には凄く好きな作品で遊星からの物体Xや死霊のはらわたを感じさせる映像に古事記や古墳と言った日本イズムがたまらない。
そしてヒルコにはキンチョールと古事記を読めれば効果的なのは面白い。
shamcafe

shamcafeの感想・評価

3.8
すごく面白いし、地味に怖い
「鉄男」と比べるとアレだが、面白くなくはない。よくある妖怪話だが、きっと諸星大二郎に少しは興味が持てるようになる。竹中直人が美味しい表情をしているゆえ、もっと上手く使ってほしかった。
よくも悪くも叙情的。
好きか嫌いかで言うと好きでした。
90年代の作品だけど80年代ぽい味わい。

さっき他の方のレビューを読んでて、本作の原作が諸星大二郎の漫画だと知りました。けっこう好きだった漫画でした。
どおりで主人公の名前に聞き覚えがあるはずやなと思いました。とはいえ原作とあまりに雰囲気が違いすぎたんで、未だに信じられない気持ちでおります。

ヒルコ(蜘蛛とかヤドカリっぽいクリーチャー)の造形・動きがナイス!
橋本

橋本の感想・評価

-
そこはかとない諸星大二郎節と、B級ホラー特有のほっこり感はあるものの、「鉄男」での超絶パワーを考えると、「観たいのはそんなのじゃない。。」と、どうしても思ってしまう。。
Synovu

Synovuの感想・評価

3.0
記録用。2020/8/30
中学校を舞台に、異端の考古学者と古代人の古墳から甦った化け物の戦いが始まる…。諸星先生原作のためストーリーがテンポよく、次々に起こる怪異とゴア描写、特撮。それが古き良き日本の風景に馴染む。こういうどっしりしたのを時々観ないとだめだな。
中庭

中庭の感想・評価

4.4
田舎の学校の怪談、青春、直球の残酷描写。お化けが出たぞーという感覚で同級生たちの首が飛び傷口から鮮血が噴き出し、顔面のクロースアップでジュリーが泣き喚くかと思えば足が生えた無数のカーペンター印の生首に襲われる。ホラー演出の緩急もめちゃくちゃ上手い。この時代の日本映画に現れる、学校周りの田園風景の緑の豊かさってなぜあんなに美しく見えるのか。
horahuki

horahukiの感想・評価

3.5
一家に一本キンチョール!

蜘蛛みたいな足に生首が乗っかってる気持ち悪い化物にジュリーがキンチョールで挑むジュブナイルホラー。勿論うちも常備してるけど、こんな化物にまで効果ありとか優秀すぎん?ストックしとかなあかん気がしてきた😂

夏休みに先生(外部の人)と生徒が学校で一晩中化物に襲われるっていう『学校の怪談』的ノスタルジー全開な設定が堪んないし、田舎な風景+チャリ+清純系女子高生というザ・夏な最強タッグの映像的なパワーが強すぎる!というか多分これ『学校の怪談』に影響与えてるよね。

生徒的にも先生的にも失恋(死別)から立ち直るシンプルな話なんだけど、それを乗っけてるストーリーがぶっ飛びすぎてて素晴らしい。ブシャブシャグチャグチャしたキモい和製スプラッターとゆるいジュブナイルファンタジーとシュールな笑いをごった煮してくる感じが90年前後の独特な雰囲気出してて好き。

心的空間である部屋に湧き出てくるゴキブリという良くあるところから始まったと思ったら、蜘蛛足に人間の頭がついてるというとんでもないビジュアルで出てくる。そのゴキブリという心の負を倒すためにキンチョールとか変な自作アイテムとかゴキブリホイホイみたいなトラップを仕掛けたりとかして立ち向かう。しかも好きな女の子の顔が乗っかってるっていう徹底したぶっ飛びっぷり。

過去と未来で対象は違っていて、遺跡という過去からの呼び出しと、キスの目撃という失恋といったように双方のスタート地点も違うのだけど、生徒と先生を空間的にリンクさせる(学校=遺跡)ことで片方に対する象徴性がもう片方にも響いてくるように仕向けるエコな発想がうまい。

そんで多分コレ男子たちみんな何やかんや言いながらあの女子のことが好きやったんじゃないかな〜。背負うという意味での聖痕が玉砕してった男子たちの無念を背負ってるように思えてくるわ…😅壮大すぎる失恋映画!
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