ねぎま

あゝひめゆりの塔のねぎまのレビュー・感想・評価

あゝひめゆりの塔(1968年製作の映画)
3.3
沖縄戦の話。当たり前なんだけど最後の1秒まで救いがなかった。

集団疎開、牛乳、そしてラストのシーンがとにかく辛すぎる。
これ何回も書いてる気がするけど、本当にこんなことが100年以内に起きてたってことが信じられない。

なんも関係ない一般国民が易々と銃で撃たれ、爆弾で吹っ飛び。ありえないよね。

後は絶望的な状況下なのに、ちょっとでも希望が見えると奇妙なくらい明るくポジティブにみんなが振る舞ってたのが印象的だった。映画上の演出なのかもしれないけど、逆に、人間ってこうなるのかもなってリアルに感じた。


話の内容は言わずもがな、というか見てください。って感じなんですが、
白黒映画ってなんとなく食わず嫌いで避けてきたんだけど普通に良かった。

(2022年67本目)
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