離婚し息子を妻に連れていかれ、母親と同居中の冴えない無職の40のオッサン、ディディエ。
しかし彼は若い頃、地元のディスコの伝説的なダンサーだった。
そのニックネームはなんとディディエ・トラボルタ!
離婚した妻のもとで暮らす息子のために、ディスコ大会の優勝商品オーストリア旅行獲得のために昔の仲間を集めフィーバー‼
これがフランス映画だというのが以外や以外。
「フルモンティ」を彷彿とさせるが実はあまり息子と絡まず。
何故かバレエの先生に弟子入りするのだが、二人の関係はハリウッド版の「シャルウィ・ダンス」のようでちょっぴり切ない。
主人公を含め、登場人物たちの多くが、不器用だが温かく、それが映画全体の雰囲気にもなっている。
誰もが一度は耳にしたダンスナンバーとともに踊るダンスシーンは楽しい。
それだけにもう少しダンスシーンが多くてもよかったのではと思ってしまう。
観終わった時にハッピーな気持ちになれる一本。