あかり

プールのあかりのレビュー・感想・評価

プール(2009年製作の映画)
2.8
京子さんみたいに、思いのままに生きられたら幸せなのかな。

タイのチェンマイ。思い立って娘のさよ(伽奈)を残し、日本からやってきて暮らしている京子さん。(小林聡美)

さよは大学の卒業旅行としてひとりチェンマイを訪れ、母との距離に戸惑いながらも思いを通わせていく。

京子さんは本当に自由な人。
したいと思ったことをする、という価値観のもと、チェンマイで気ままに暮らしている。

一方、さよは自分を置いてひとりチェンマイへ行き、引き取った孤児の世話しながら暮らしている母に"置いていかれた"という寂しさを募らせている。

"めがね"では自由を模索してた小林聡美だけど、"プール"では自由に振り切っちゃった感じかな笑

あんな自由な生き方わたしにはできないから、京子さんみたいに心の思うまま生きる姿は少し羨ましくもあります。でもさよの立場だったら寂しいだろうし、自由って一筋縄ではいかないのかも。

あとはタイ人の男の子ビーが可愛くて癒されましたね(*´˘`*)
わたしもビーに摘んできたお花をプレゼントされたいな笑🌼

あまりストーリー性はなく、京子さんとさよのすれ違いがもどかしいですが、タイの風景やタイ料理、ランタンのお祭りやプールのシーンが心地よかったです。
あかり

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