分かってはいたけれど、やっぱり好きな雰囲気でした。
萩上監督作品かと思ったら違いました。
が、しかし、そうだと思い込んで鑑賞しました。
もたいまさこ出てきたときには、きたー!と声に出して言ってしまった。
『めがね』のつづきのようなゆっくりした雰囲気。
舞台は、タイで、ゆったりした時間の中で、ただ過ごす、映画です。
そう考えると、旅行に行ってゆっくりしたい人が、観てもいい映画かもしれません。
私は、もたいまさこがプールわきで日光浴をしているシーンで一緒に寝落ちしました。
萩上監督の『カモメ食堂』のレビューでも書いたが、
退屈にしか思えなかったこういう作品の良さがすごい分かる。
映画を通して、自分の内面の変化を確認するということが、なんだか不思議に思える。
今のところ、『パンとスープと猫日和』『かもめ食堂』『めがね』『プール』と、観てきたが、『かもめ食堂』が、いちばん話の動きがあるので、面白いかなあ。
『プール』は、ぜんぜん話動かなくて『めがね』っぽいけど、
さよたちと、一緒にタイで過ごしている感じで好きです。タイに住みたい、気がしてきます。