Jun潤

サマーウォーズのJun潤のレビュー・感想・評価

サマーウォーズ(2009年製作の映画)
5.0
2020.01.18

公開当時にも劇場で見ましたし、その後もテレビ放送やDVDで何回見ても大好きな映画です。
今回公開から10年を記念して4DX版が公開、今まで4DXを見たことがなかったので内容を熟知している今作で初体験です。

ストーリーに関しては割愛しようと思っていましたが、やはり今見てもOZは現代のインターネットが生活の中に入り込んでいる状況がマッチしていますし、その危機に田舎の武士家系が挑むというのも日本の原風景があってファンタジーと現実が入り組む世界観になってますね。
ラブマシーン最終形態のデザインや戦闘などは少年心をくすぐる素晴らしいものですし、世界観がシンプルかつ、夏希との関係や陣内家の描写のバランスが絶妙だったことで、終盤の展開を始めとするラブマシーンとの対決は手に汗握りますね。
あとは舞台が地元なので聞き覚えのある地名や単語が出てくるので安心して見れますね。

さて、ここからは4DXの感想ですが、上映前にどんな演出があるかをショートムービーを見せて説明するのは予想外でしたがわかりやすくて良かったです。
結論から言うと臨場感や没入感は椅子が動いたり風が出たりするだけでは足りなかったですね。
もう少しこうすればいいとかはありませんが、毒にも薬にもならなかったなという感じです。
衝撃や風が出る場面のチョイスは分かりやすかったですが、匂いが出る箇所、どういう種類の匂いなのかがよくわからなかったですね。
洋画のSFやアクションだとどのようになるのか気になるのでまた機会があれば行ってみたいと思います。
あとはアトラクションチックなので劇場内が騒がしくなるかと思いきや静かだったのが良かったです。
Jun潤

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